山梨県富士河口湖町が11月15日、スイスのツェルマット村と友好都市提携を結んだ。
富士河口湖町・ツェルマット村は、富士山・マッターホルンをそれぞれ有するほか、共に観光業が盛んである共通点がある。海外と提携するのは町村合併前も含めて初めて。調印式は、同町町制施行12周年の記念式典と併せて行われた。
同町長が今年7月、スイスとオーストリアに視察研修に行った際、ツェルマット村が景観に優れており、欧州の高峰マッターホルン(標高4478メートル)を抱えているほか、クリーンエネルギーを活用していることに感銘を受けたのがきっかけという。
今後の展望について、同町政策財政課長・流石さんは「来年度、交流団の派遣を考えている。その中で教育面なども含め、さまざまな交流ができたら」と意気込む。