富士山で現在、紅葉の見頃を迎えており、連休最終日の12日は天候に恵まれたこともあり、冠雪の富士山と紅葉を楽しむ観光客らでにぎわった。
10月11日に初冠雪となった富士山。今年の初冠雪は昨年より5日早く、平年より11日遅かった。
須走口5合目、山荘菊屋の渡辺さんは「昨年や一昨年に比べ、今年の紅葉はきれいに色付いている。森の中をゆったり歩いて秋の富士山を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
この日、観光に訪れていた松本さんは「小富士まで行った。風が冷たかったが、天気も良く素晴らしかった。雪もあり、富士山の途中に生える木々が紅葉で赤く染まった『秋らしい富士』の写真が撮れた。満足している」と話していた。
麓の観光地では10月下旬より、紅葉まつりなどの催しが開かれる。