静岡県御殿場市で8月1日、富士山の麓と山頂を往復する「富士登山駅伝競走大会」が開催され、御殿場滝ヶ原自衛隊が総合優勝し、一般の部ではトヨタスポーツマンクラブが優勝した。
今年で40回目を迎える同大会。自衛隊30チームと一般97チームの合計127チームが参加した。優勝した御殿場滝ヶ原自衛隊の総合タイムは3時間47分57秒、一般の部優勝のトヨタスポーツマンクラブは3時間54分30秒だった。完走できなかったのは4チームあった。
コースは、JR御殿場駅前からスタートし、富士山山頂まで登り、御殿場市陸上競技場でゴールとなる。距離は47.93キロ。標高差は3258メートル。6人・11区間で往復する。
御殿場市文化スポーツ課の山崎さんは「今大会からスタート地点が変わった。スタート地点からは富士山は見られなかったが、天候は良かった。朝は富士山頂の方から下の方が見えた。今まで陸上競技場だったのが駅前に変わったので一概に過去のタイムと比べられない」と今大会を振り返る。「来年も実施するので多くのチームに参加していただきたい」とも。
大会は毎年、8月の第1日曜に開催する。