富士山で7月31日、多くの登山客たちがブルームーンを鑑賞した。
ブルームーンは2~3年に一度、ひと月に二度満月が現れる天体現象。今回を逃すと次回は2018年1月2日・31日、同3月2日・31日で冬の観測となる。
「朝霧高原から『パール富士』を狙っていた」と話す長野県在住の山崎さんは「富士山は冬季、一般人立ち入り禁止なので、富士山の五合目など標高の高い場所からの観測は、2020年10月1日と31日を待たなければならない。夏の夜の富士を登る登山客のヘッドライトと、山小屋の明かりとブルームンを撮影できるのはまれ。よい天気を期待したが残念ながら曇りで富士山は見られない。月はきれいに見えているのでブルームーンを撮影して帰りたい」と話していた。
富士山では9月7日ごろまで宇宙ステーションを観測することもでき、天文ファンが多く訪れる。