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富士山ジビエセンターで仕事体験プログラム 野生鳥獣の被害や利活用を学ぶ

「富士山ジビエセンターDEAR DEER」(写真提供=ふじよしだまちづくり公社)

「富士山ジビエセンターDEAR DEER」(写真提供=ふじよしだまちづくり公社)

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 「富士山ジビエセンターDEAR DEER」(富士吉田市)で2026年1月17日、仕事体験プログラム「Out of KidZania in 富士山ジビエセンターDEAR DEER」が開催される。

鹿肉ソーセージ作り

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 小学4年生~中学3年生を対象に、都内を集合・解散場所とする同イベント。まちづくり事業を展開する「ふじよしだまちづくり公社」(富士吉田市)、ジビエのポータルサイト「ジビエト」を運営するAppBank(新宿区)、こどもの職業・社会体験施設「キッザニア」の企画・運営を手がけるKCJ GROUP(中央区)が企画・協力する同イベント。

 プログラムは、鳥獣被害の現状や対策について学び、捕獲した野生鳥獣の利活用として、鹿肉ソーセージ作りや鹿革を使ったオリジナルコインケース作りを行う。

 ふじよしだまちづくり公社スタッフの朝比奈大輔さんは「子どもたちに『野生鳥獣がもたらす課題』と向き合い、その背景を知り、自分の言葉で考える機会を提供したいと考えている。富士山ジビエセンターDEAR DEERは、単なる加工施設ではなく、鳥獣被害や資源循環を学べる教育的な施設。体験を通じて、命をいただく意味や地域資源としてジビエを生かすことを感じてもらい、ジビエ問題を考えることはもちろん、将来の選択肢を広げる場になれば」と話す。

 集合時間は8時。解散予定時間は19時。集合・解散場所と会場との往復は貸切バスを使い、キッザニアのスタッフが同行する。参加費は1,500円。参加人数は24人。要事前申し込み(12月14日まで)。

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