富士山周辺の地形を立体化したジオラマ風アプリ ダイヤモンド富士の目安も

アプリ「富士山ビューワー」画面

アプリ「富士山ビューワー」画面

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 富士山周辺の約50キロメートル四方の地形を立体化したジオラマ風アプリ「富士山ビューワー」が5月、リリースされた。

「富士山ビューワー」画面

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 太陽と月の動きも再現している同アプリ。西暦・月・日・時間の設定や、ポイントや視点を自由に変えて閲覧できるため、好きな位置からご来光や日没の様子が見られるほか、いつどこからダイヤモンド富士やパール富士が見られるかなどのおおよその目安を付けることができる。

 「太陽に反射する湖面や市街地、太陽や空の変化、四季の変化などのリアルな映像表現にこだわった」と、アプリを開発したVoxcellDesignの脇塚啓さん。地表のテクスチャは衛星写真ではなく、国土地理院提供の基盤地図情報を基に独自にイラストを作成した。

 3次元CGを専門に、その技術を応用したアプリを開発している脇塚さん。かねて世界遺産をCGで再現したいという思いがあり、自身の好きな富士山を表現するアプリにした。

 脇塚さんは「見るだけでも楽しめる映像を目指したつもり。『富士山が好き』『夕焼けなどが好き』という人のほか、富士山を撮影する写真家に撮影ポイントの下調べの補助としてや、富士山を訪れる予定の人の旅行計画に使ってほしい」と呼び掛ける。「太陽の動きも再現することで、実用面でも意味のあるアプリになったのでは」とも。

 価格は、iOS版=120円、Android版=無料(広告あり)。

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