富士ミネラルウォーター(東京都渋谷区)が1月22日、大寒の日(1月20日)に採水した「大寒の水」の販売を数量限定で始めた。
限定数は500ケース。富士山の標高840メートルで採水された、バナジウムを多く含む弱アルカリ性の軟水。1年で最も寒さの厳しくなる大寒のころの水は「体に良く、腐りにくい」と伝えられていることから、みそ、しょうゆ、酒などの仕込み水に利用されたり、無病息災を願って寒稽古に使用されたりしている。
同社は1929(昭和4)年に創業し、日本で初めてミネラルウオーターを販売。同社のミネラルウオーターは、首相官邸など公賓を招く席での卓上水としても使用されている。
ケース販売のみで、価格は1ケース(1.5リットルペットボトル12本入り)2,570円。販売は2月28日まで。