見る・遊ぶ

山中湖で「うづのみ芸術祭」-ハンドメード作品20点展示

「宇津ノ湖珈琲」photo by masayuki takamura

「宇津ノ湖珈琲」photo by masayuki takamura

  • 0

  •  

 山中湖交流プラザきらら(山梨県山中湖村)で11月22日から、「晩秋から初冬の山中湖を舞台にしたハンドメードの芸術祭『うづのみ芸術祭2014』」が開催されている。

Sakamoto Kenvuc「モノリス」

[広告]

 テーマに沿った絵画、音楽、彫刻、文章、映像など約20点を展示。3回目を迎える今年のテーマは「root」。「物事の根源やそこから見える本質を感じてほしい」と実行委員の坂本さん。

 期間中の土曜・日曜・祝日は時間不定で「宇津ノ湖珈琲」を営業。コーヒー(200円)のほか、その日の状況でソフトドリンクやスイーツを用意する。

 地元の若手有志4人から成る実行委員会では、それぞれの仕事の合間を見て準備を進めた。坂本さんは「4人での運営ということで、開催計画、作品募集、広告宣伝、展示設営など全てをこなさなくてはならない点はやはり大変だった。個人的には僕の出展作品の『モノリス』という高さ3メートル弱、幅30センチの木のオブジェの設置が一番大変だった」と振り返る。

 「宇津湖(うつのみ・うづのみ)」とは、9000年ほど前の富士山噴火で生まれた2つの湖のうちの一つ。富士五湖の始まりの湖。その後西暦800年の噴火による溶岩流で宇津湖が現在の山中湖と古忍野湖に別れた。同芸術祭は山中湖の歴史を感じてもらいたいという思いから名付けた。

 開催時間は10時~日没(最終日は16時まで)。入場無料。12月14日まで。

  • はてなブックマークに追加

富士山経済新聞VOTE

富士山閉山日統一。開山日はどうする?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース