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富士宮市救急医療センターにPCR検査場 透明パネル越しに医師が対応

富士宮市救急医療センターに設置されたPCR検査場

富士宮市救急医療センターに設置されたPCR検査場

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 富士宮市は5月、富士宮市救急医療センター(静岡県富士宮市宮原)にPCR検査場を開設した。

富士宮市救急医療センターに設置されたPCR検査場

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 TSP太陽(東京都目黒区)が供給するPCR検査用「ボックス型検査システム」を導入した同施設。PCR検査場の開設は保健所を持たない市町単位では静岡県内で初。

 検体採取はウオークスルー方式を採用しており、ボックスの中に医師が入り、透明パネル越しに手袋をした状態で腕を出し患者に対応する。医師の感染リスクが低く、患者ごとに感染防護衣を着脱する必要がないので多くの件数をこなせるメリットがある。

 検査は市内の医療機関が必要と判断した場合で、医療機関を通じて予約を受け付ける。検査の結果は翌日夕方ごろに出る。

 富士宮市福祉企画課の担当者は「市内の検査体制を強化し、感染の疑いのある方の早期診断および感染者の早期把握につなげる。『新しい生活様式』などが示され、今後経済活動を取り戻していく中、安心して生活を送れるように引き続き取り組んでいきたい」と話す。

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