山中湖畔が紅葉の盛りを迎える中、山中湖畔から富士山頂に夕日が沈んでいく様子を見られる「ダイヤモンド富士」の時期を迎えている。美しい景色を楽しもうという観光客や、その景色を写真に収めようとするカメラマンでにぎわっている。
滋賀県から泊まりがけで来たという佐々木さんは「定年を迎えてカメラを趣味で始めた。今年初めてきてみたが、天候に影響されるダイヤモンド富士が見られなくても紅葉と富士山など興味をそそられる被写体が多い。楽しんで帰りたい」と話す。
この日はあいにくの天候で、ダイヤモンド富士は姿を現さなかったが、まだ灰色の羽が残る生まれたばかりのコブハクチョウが姿を現し、居合わせたカメラマンたちを喜ばせていた。