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「足柄スマートインターチェンジ」開通 渋滞緩和や観光振興に期待

開通式の様子

開通式の様子

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 東名高速道路足柄サービスエリアに3月9日、「足柄スマートインターチェンジ(IC)」が開通した。

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 スマートICは高速道路の本線上やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップに設置され、ETCを搭載した車両が通過できるIC。従来のICに比べて簡易な設備であり、低コストで導入できる利点がある。

 静岡県内10カ所目のスマートICとなる足柄スマートIC。御殿場ICの利用交通が分散することでの国道138号などの御殿場IC周辺道路の渋滞緩和、御殿場ICを先頭とする高速道路の渋滞緩和による高速道路の利便性向上、2020年東京オリンピックの自転車競技会場となる富士スピードウェイや富士山麓へのアクセス向上による観光振興、救急医療施設への搬送時間の短縮などが期待されるという。

 足柄スマートIC周辺は「”ふじのくに”のフロンティアを拓(ひら)く取組」の推進区域に指定されており、小山町と民間企業による広域都市交流拠点の整備が始まっている。

 静岡県は「これからいよいよ桜の開花の便りが届く。足柄スマートICを利用し、富士を借景とする周辺の桜の名所に出掛けてほしい」としている。

 利用料金は普通車で東京ICから=2,500円、厚木ICから=1,390円、静岡ICから=2,310円、名古屋ICから=5,430円。ETC専用で24時間利用できる。

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