「富士山百景写真コンテスト」作品募集-富士市内から撮影した富士山が条件

第9回グランプリ作品「残雪富士」松永隆司さん(2013年5月27日撮影)富士山百景写真コンテスト撮影エリア№:№53(エリア名:JA富士市本店周辺)

第9回グランプリ作品「残雪富士」松永隆司さん(2013年5月27日撮影)富士山百景写真コンテスト撮影エリア№:№53(エリア名:JA富士市本店周辺)

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 富士市が現在、富士市内で撮影した写真を募集する「富士山百景写真コンテスト」への参加を呼び掛けている。

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 同コンテストは今年で10回目。「素晴らしい撮影ポイントを全国の富士山ファンに知ってもらいたい」と2005年から始まった。応募部門は「コンテスト」と「エキシビション」の2部門。コンテスト部門では「富士市から見た富士山の風景」、エキシビション部門では「観光写真作品」「ヤングアイ作品」を募集する。前回は約2500点の作品が寄せられた。

 同コンテストが発行するガイドブックでは「富士山を美しく見えるエリア」100カ所を紹介。応募写真は同ガイドブックにあるエリアから撮影した風景を募集する。特に「押さえておきたい」撮影エリアとして、かりがね堤、岩本山公園、田子の浦西、中央公園、東部市民プラザ周辺、富士川緑地(平地)の6カ所を挙げている。

 賞金は、グランプリが30万円、金賞10万円、銀賞5万円、銅賞3万円、入選1万円、エリア賞5千円。審査員は写真家の古市智之さん。前回までは竹内敏信さんが務めていたが、体調不良により、一番弟子の古市さんが務めることとなった。

 「富士市ならではというと、海から頂上まで一気にみえるのが特徴。茶畑とのコントラストも魅力。新しい構図を探しにぜひチャレンジしていただきたい」と同市観光課の鈴木さん。「写真を実際に撮りに来ていただいて、観光してもらうのが主な目的だったが、入賞した作品を東京などで展覧会した結果、さらに来ていただける構造ができている。そのほかにも、カレンダーや旅行会社に作品を提供させていただいてる」と話す。

 募集作品は2014年1月1日~2015年1月20日までに撮影したもの。応募期間は2014年12月1日~2015年1月30日まで。ガイドブックの価格は、「ビギナーコレクション」=無料、「マスターコレクション」=500円。

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