山中明神例大祭「安産祭り」-みこしに触ると御利益

安産祭りの様子

安産祭りの様子

  • 0

  •  

 山中諏訪神社(山梨県山中湖村)で9月4日より、子授け・安産の御利益があるといわれる「山中明神例大祭安産祭り」が行われる。

みこしを「担ぐ」女性たち

[広告]

 同神社は別名山中明神とも呼ばれ、豊玉姫を祭神とする安産守護の神様。夜祭りのみこしを担いだ氏子の女性には安産が約束されるといわれている。毎年、妊産婦や新婚女性が集まる。

 2日で2万人が訪れる同祭り。祭りでは、妊婦や助産士など出産に関わる人など約50人がみこしを担ぐ。みこしを担いでいる人を触り、その人をまた人が触る事で「皆で担ぐ」という。近年はネットで見て来たという参加者が非常に増えた。

 4日の宵祭りにみこしが「本殿」から「御旅所」へ向かい、5日の本祭りは「御旅所」から「本殿」へ戻る。到着前30分間でみこしに触ると御利益があるとされ、安産祈願の参列者がみこしの後ろに連なりクライマックスを迎える。

 宮司の坂本さんは「今、少子高齢化なども問題になっている。子どもが欲しいという方や、無事に生まれてほしいという敬虔(けいけん)な気持ちでいらっしゃる方が多い。18時30分から23時30分の間にみこしが出る。歴史ある祭りにぜひ触れてほしい」と呼び掛ける。

富士山経済新聞VOTE

富士山閉山日統一。開山日はどうする?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース