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生シラスを提供する「田子の浦漁協食堂」、今年も営業開始

しらす漁の様子

しらす漁の様子

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 田子の浦漁協組合(静岡県富士市前田)が毎年開いている漁協食堂が4月1日、営業を始めた。

漁協食堂の様子

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 店舗面積は330平方メートル。200人ほどを収容できる。田子の浦で揚がった「生しらす」を提供する。

 田子の浦のシラスは「一艘(そう)引きでかかった分をすぐに引き引き上げるのが特徴」と代表理事組合長の外山廣文さん。「一艘引きは二艘引きと比べて捕れる量は少ないが、魚をすぐに引き上げられる。シラスは稚魚のために傷むのが早く、すぐ上げて生きている状態で、氷で締めるとおいしい。日本一のシラス」と胸を張る。

 昨年の4月・5月の初めはシラスが捕れなくなったこともあったが、今年は順調。生態系も考慮し、漁獲量は年間130キロほどだという。

 メニューは「生しらす丼」「釜揚げしらす丼」「ハーフ丼」(以上650円)、「富士山盛り」(850円)、「赤富士丼」(750円)。

 営業時間は10時30分~13時30分。営業は11月30日まで。お盆、「田子の浦港祭り」開催日、「田子の浦しらす祭」前日・開催日は休業。台風などで臨時休業となることもある。食堂の営業状況や販売数は毎日ブログで更新している。

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